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新型コロナウイルス2
2020.04.03

前回少し楽観的なお話でしたが、世界中の感染者は100万人を超え、海外の爆発的感染は日本も大変不安な状況です。今の日本の状況は奇跡ともいわれており、このままなだらかにいくというよりは、爆発的になる可能性が高いと思われます。

これからの新型コロナウイルス対策は、誰もがかかると考えなければなりません。かかっても重症化しないようにするとか、重症化した時に最善の治療を受ける事を考えるフェーズに入りました。重症化率は、以前と変わらず20%未満のようですが、総感染者が増えることにより、ベットが足りなくなり医療崩壊を起こすことが大変危惧されています。有識者から言われているようにいかにピークの山を低くすることが重要となっています。今これに取り組むことで、医療体制を守り、人工呼吸が必要な重症者へのベットを確保することで、死亡を減らすことができると思います。

今、私たちがしなければいけないことは、手洗いと消毒です。今以上にこまめにこの2点を推奨します。そして、蜜となるところを避ける事。最大のクラスター要因は、閉鎖空間で声を出すことだとわかってきました。しばらくはそういったことを控えましょう。

品薄のマスクについては、ウイルスの大きさからして予防効果は期待できませんが、今回の新型コロナウイルスは、無症状の人がたくさんいて、その方からの感染も確認されています。すでに自分がかかってるかもしれないと考え、人に移さないためにマスクを着用するように心がけましょう。マスクは、人込みでない外を歩くとき、一人で車を運転しているときはあまり意味がありません。人と話してる時、人込み、閉鎖空間においての使用に限ることで使用頻度を下げましょう。ハンカチなどを利用して手作りのマスクでもそれなりに効果があります。また、サージカルマスクでも、人にうつさない目的であれば、何回か洗濯しても有効です。ぬるま湯で押し洗いをし、陰干しで最後にアルコール消毒をすれば数回使うことができます。

新生ウイルスは人から人へと渡り合っていくうちに感染力が弱くなり、最後には消滅すると言われています。一致団結して、ウイルスに立ち向かいましょう。